※あわとり練太郎は遠心機械に分類されます。
遠心機械は、定期的に自主検査を実施し、記録を保管することが定められています。
あわとり練太郎をお使いのお客様には、法的義務が生じますので、順守をお願いいたします。

動力により駆動される遠心機械については、1 年以内ごとに1 回定期的に遠心機の自主検査を行い、自主検査を行ったときは検査事項について記録し、これを3 年間保存することが、労働安全衛生法、労働安全衛生規則によって定められています。

＊労働安全衛生法　第４５条より
＊労働安全衛生規則　第１４１条より
【→遠心機械の定期自主検査に関する法令について詳しく！】

実施すべき検査内容については労働安全衛生規則に定められています。
検査項目は下記の5点です。
一、 回転体の異常の有無
二、 主軸の軸受部の異常の有無
三、 ブレーキの異常の有無
四、 外わくの異常の有無
五、 前各号に掲げる部分のボルトのゆるみの有無

あわとり練太郎で実際にどんな検査をしたらいいのか？については以下のテンプレートをご参照ください。
【→遠心機械の定期自主検査記録表テンプレートをダウンロードする】

「定期自主検査代行」は、労働安全衛生規則で定められている５項目に加え、20項目以上に及ぶ検査をシンキーが委託代行するサービスです。検査表・記録表の作成も代行いたします。

シンキーでは、製品を末永く安全にご利用いただくために定期的な点検やメンテナンスを推奨しておりますので、是非、定期自主検査代行をご利用ください。

おもな検査項目と費用等
検査項目

・安全機構    　・回転速度
・回転体部    　・時間
・駆動部    　・真空特性（真空タイプのみ）

費用等

・本代行費用は、機種ごとに異なります。
・依頼機の発送運送費はお客様ご負担でご送付をお願いしております。
　（点検完了機をシンキーから発送する時は、シンキー負担となります）
・実施の際、下記の費用が発生した際には別途ご請求となります。

（１）出張費、宿泊費、定期自主検査代行指定以外の部品費用及び交換費用
（２）弊社所定の点検項目以外の点検業務、性能確認、証明書の発行

万が一、点検時に不具合が見つかった場合、修理が必要な時には別途お見積りを提出させていただきます。
また、症状によって、パッケージメンテナンス（ABCパック）をお薦めしております。

Q.この法令は以前からあったのですか？ 　

A.はい、ございました。お客様ご自身の点検作業が必要とされています。　
しかし、定期メンテナンスや検査等のご要望をいただくことも多く、本サービスを開始しました。

Q.作業を止められないのですが、代わりの機械の貸し出しはできますか？

A.はい、できます。
同じ機体をご用意させていただきますが、場合によっては同等性能の機体をご用意しお送りさせていただきます。

Q.現場対応はできますか？

A.お客様指定の場所へ弊社サービスマンがお伺いし、現場で修理作業を行わせていただきます。
その際には、別途派遣費用が発生します。
万が一、故障度合いが深刻な場合にはお預かり修理に切替させていただく場合もあります。

Q.追加料金はありますか？

A.定期自主検査代行では検査以外の追加作業は行っておりませんので、基本的に追加料金が発生することはございません。
ただし、機体の性能に影響がある箇所の破損、劣化が確認され検査基準に満たない結果になった場合は、ご相談の上、修理もしくはメンテナンスパックのご提案をさせて頂きます。
また、定期自主検査代行をご希望の場合でも、実機を確認した上でお見積書を作成することが可能となっておりますので、ご依頼時にご相談ください。

Q.どうやって依頼したらいいでしょうか？

A.下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。